こんばんは、まねきねこです。
小さい子どもがいると家で辛い料理がほとんど食卓に上らず、親子別で料理するのもなかなか大変なので、後からちょい足しの辛い調味料で満足感を得ることが多いここんとこです。
畑作業をしていてふと自給自足的辛味調味料のアイデアがわいたので、やってみた記録です。
自給自足の柚子胡椒的なもの、仕込んでみます
上を見上げれば去年は不作だった畑の夏みかんがたくさん実っており、下を見るとタカノツメが炎を上げるように畑の中で真っ赤っ赤になっています。なりすぎの気もある夏みかんの摘果も兼ねて柚子胡椒ならぬ、夏蜜柑胡椒を仕込んでみました。
材料は、夏みかん、唐辛子、塩、以上。
こんなにいさぎよい材料なのに、柚子胡椒には辛さ、香りだけではない「旨さ」がありますよね。おんなじような材料の七味唐辛子で旨味は感じないんですが。ほんと不思議なものです。
比率は諸説あるようですが、どこかで見かけた柑橘の皮:唐辛子:塩=1:1:0.2の重量で。
ここで失敗。夏みかんの皮が硬く、細かく刻んでみたがすりこぎで全くつぶれてくれない。おろし金でおろせばよかったがあとの祭り。
(唐辛子の種もとらないと残りますね)
しかたなく、家にあったティファールのバーミックス的なもので粗粉砕。その後すり鉢で根気よくすりすり。
結果、市販の柚子胡椒のペースト状とは似ても似つかない、パサッとした仕上がりのものが出来ました。柚子胡椒というより生七味?的なおもむき。
香りは刺激的でまろやかな和の感じは一切なく、野生の凶暴なメキシカンな(?)ニオイ。
とりあえず冷蔵庫で様子をみてみます(熟成と言う名の、問題の先送り、とも言う)。
しかし柚子胡椒って熟成でなく、「発酵させる」と書いてあるページもあるけど、抗菌パワーのカタマリのような柚子胡椒でも発酵するんだろうか?自然由来の菌で?
柚子胡椒、謎が多いです
後日、材料を見直してやり直しました