こんにちは、まねきねこです。
我が家の物干し兼駐輪場スペース。
ポリカの波板屋根なんですが、波板押さえが劣化してある風の強い日にはじけて吹っ飛びました。とりあえず応急処置していたのがこの状態。
応急すぎる処置を放置することはや何年。いつ波板が割れてレンガが落ちてくるか。しかも樋に土がたまって水はけが悪いらしく、晴れの日にも水がポタポタと滴ってきます。
ちょうど家族が出かけている休日の一日があったので、掃除して波板押さえフックを全交換しました。波板は再利用。波板から新調すると、長さ揃えたり穴あけたりと大変ですが、フック交換だけなら工具完全不要で簡単に出来ました。
波板押さえフックを交換するタイミング
波板押さえフックにはスポンジがついていて、フック穴からの水の浸入を抑えるとともに、波板をクッションで押さえています。このスポンジがへたってくると波板を押さえる力が弱くなって、風で波板が上下してガタガタ音を立てるようになります。
それをさらに放置すると、振動でフック自体が弱ってきて、壊れて飛んでいきます。我が家はこの段階でした(汗)
残っているフック。スポンジは見る影もありません。
波板自体は表面のコーティング?に剥がれが出てきているけど、まだまだ柔軟性があって割れもなく、ボロボロと崩れるような状態ではなかったので水洗いだけしてこのまま使うことに。
ところで波板のコーティングが剥がれている箇所は雨だれが落ちている場所でした。雨だれ石を穿つとはこのことか。
波板おさえフックの種類
ポリカフック、プラフック、フックボルトの3種類があります。
耐久性は、ボルト>ポリカ>プラ
ポリカフックとプラフックは耐久性の違いのみで、使い方は同じ。クッションがへたって波板が風でガタガタしてきたら交換時期です。
ボルトフックはネジ式なので、クッションがへたったら増し締めが可能。
こう見るとフックボルト一択ですが、ボルトは錆びるとやだなと思ったのと(ステンレスは高い)、ポリカはサイズがなかったのでプラフックを購入。もともと自宅についていたのもプラでした。
ちなみに、サイズは下の赤線の長さ(mm)です。我が家のは19mmでした。実物を持っていければベストですね。
屋根修理開始
まずはフックを外して一枚ずつ波板を撤去。すると、雨樋の中には長年積もった泥と、そこから生えたコケが、、これが水がいつまでも切れない原因でした。
ゴム手袋でかき取ってからホースでジャーっと
波板もジャーっと洗ったら準備完了。
フックの新旧。スポンジの厚みに注目。即席おすましのお麩のビフォーアフターのレベル。
元の波板を使うなら位置合わせも楽チン。なにせすでに穴が空いているので。
フックを差し込んだらぐいっと押し込んで、90度カチッと回して固定
あとちょっと
完成!スッキリ気持ちいい!なんだかんだで都合3時間ぐらいかかりました。
応急処置状態がやっと解消できました。
自宅に自分で手をかけてあげるとますます愛情が湧いてきたのでした。
それではまた!