時々やって来る「子供用」シリーズ。
前回作った柚子胡椒は大成功の旨さで、ささみを買っては鳥わさにして楽しんでいます。
わたしが美味しそうに食べるのを見て、うちの刺身好きの上の子(5歳)も鳥わさに目覚めてしまいました。とはいえ辛いものはさすがに食べないので醤油をつけて食べています。
そんなとき、辛くない柚子胡椒を作ったらどうなんだろう?と興味がわいてきたのでした。
材料は?
青柚子と、、ピーマン!
ししとうの方がいいかと思ったけど、たまーに(いや、しばしば)当たりの激辛ししとうが混じっているので、絶対に当たりの存在しないピーマンを選択。
ピーマンは英語でグリーン”ペッパー”だから、これも柚子”胡椒”だよね。
作り方のコツ
ここ1ヶ月くらいの間に3回も「〇〇胡椒」を作ったので、作り方のコツがつかめてきた(すり鉢使用の場合)。
①柚子皮はすりおろす
②唐辛子を扱う時は必ず手袋をする
③唐辛子は種を取って包丁で細かく刻んでおく
あとは材料の比率。好みの問題でもあるし、使う素材の辛さレベルとか、香りの強さにもよるけど、柚子皮:唐辛子:塩は1:1:0.2がわたし的にはちょうどいい。ただ、塩は少し残しておいて後から調整するのもアリだと思う。
あとは混ぜるだけ。火加減も何もない、ただ細かくしてよーく混ぜるだけ。シンプルこの上ない。
ピーマン胡椒ができました!
今までのノウハウを駆使して、ピーマン胡椒がつつがなく完成しました。
出来上がりはこんな感じ。
肉厚のピーマンなので水分多めですが見た目は柚子胡椒とほぼおんなじ。
香りは、出来立てだから柚子の香りが前に出てる感じ。
で、味は、、、
苦っ!!
香りと辛味の柚子胡椒、香りと苦味のピーマン胡椒
爽やかな香りがサッと抜けた後にやってくる苦味。ピーマンってこんなに苦いものだったっけ、、。
ピーマンで苦味って意識したことなかったけど、生ですり潰されたことで最大限にピーマンパワーを発揮してしまった。
子供の嫌いな辛味を抜いて、子供の嫌いな苦味を入れるという、ふりだしに戻った感。
またしても新しい試みで砕け散ったわたしだったのでした。
〜その後〜
苦いとはいえ、ピーマン胡椒はあくまで調味料。少量で済むものなので納豆の薬味にしてみたところ、子どもは喜んで食べてくれましたとさ。
全くダメでもないけど、良くもない、 なんとも微妙な調味料が冷蔵庫にどんどん増えてます、、
(終)
柚子胡椒はやはり柚子胡椒が唯一無二です