借家をそのまま買い取ることになりました、まねきねこです。
借りてた頃は自分の物でもないので何も気にせず住んでいましたが、いざ買うとなると急に心配事があれこれ湧いて出てきます。
床下は白アリにやられてないか?屋根は雨漏りしてないか?この家(土地)は建て替え可能なのか?、、、、
もちろん問題点は売買の時に説明はあるでしょうが、どうせ今住んでいるのだから、勉強がてら自分でチェックしてみました。まずは床下からです。
床下は白アリにやられてないか?
家は床下と屋根と壁さえしっかりしてれば安心とききます。
我が家はキッチンの床下収納から潜入できました。釣り用のヘッドライトを装着し、いざ!
初めて見る我が家の床下。なるほど、断熱材は入っていない。床が冷え冷えなわけです。それは置いといてざっと照らして見る限り、綺麗なものでジメジメ感はなく、木が悪くなっている様子はありませんでした、まずはひと安心。次に匍匐前進で一番リスクのありそうな風呂場の方向へ向かいます。そこにあったのは・・・
!!
ガーン!水で濡れていました、、水が滴ったであろう筋も見えます。さらに風呂場の外周に沿って確認していくと、4か所から水が床下に垂れてきていました。そういえば、風呂のタイルがバキバキだったことを思い出します。後でよくよく調べると在来工法のタイル張りの風呂はむしろ「水が漏れていることの方が普通」なのだそう。家について、ある程度は知識をつけておかなかったことを反省しました。少なくとも住み始めてから数年放置しちゃった、、
とはいえあとの祭り、今回のタイミングで状況が把握できただけても幸いでした。肝腎の木材への影響を丁寧に見ていくと、土台や柱、大引の木材が少し腐っていました。また、束柱の1本にシロアリの食害と思しきものがありました(水濡れの近くの束柱)。幸いシロアリの食害は束柱のみで、重症レベルではなさそうです。
風呂周りが良い状態ではなかったけど、そこだけなんとかすれば全体としては手遅れではないかなと感じました。
<床下でわかった要改善点>
・至急風呂の水漏れ対策(自分で応急処置)→ユニットバスリフォーム&必要なら腐った木材の補修
・念のため束柱の交換(木材→金属製へ)
・床下に防蟻剤を塗布
・いずれ床下に断熱材を入れたい(床の貼り替えとセットかな)
風呂の水漏れ対策応急処置
こんな感じでそこら中バッキバキな風呂タイル。まさか床下まで漏れていたとは、、風呂は毎日使うものなので、このままでは引き続き毎日床下に水を送ってしまいます。
早いうちに水漏れがほとんど起きないユニットバスにリフォームをしようと思いますがとりあえず現段階で水漏れを止めなくては!ホームセンターに走って風呂用のコーキングを買ってきました。
どこから漏れているかなんて判断のしようがないので、タイルが割れているところ、タイル間の目地にひび割れがあるところ、怪しいところはしらみつぶしに全部バスコークで埋めていきます。最初は付属のマスキングテープで丁寧にやっていましたが、施工範囲が多すぎて埒があかない!途中から気にしないことにしました。どうせ後々リフォームするので、見栄えは気にせず水を漏らさないことを重点に(ヘタクソなことの言い訳かも 汗)。今更だけど透明にしておけば良かったな、目立つ、、
最初だけ頑張りました、、途中からヤメ!途中からフリーハンドで。
コーキング完了後は24時間乾燥とあるのでその晩は銭湯へ。
コーキング施行日の翌日の晩、コーキングはしっかりと硬化してました。お風呂に入ってシャワーで辺り一面これでもかと水をぶっかけてやりました。
その次の日の朝、漏れが止まったかいよいよ最終確認です!
水漏れは止まった!
再度床下にもぐって確認。4箇所とも無事止まってました!ホッ。
これでリフォームまでの間安心してお風呂で子供が大暴れできます。
ご自宅がタイル張りのお風呂の方は重大な問題を工具なしで簡単に直せるのでお勧めです!自分の家のことは住空間以外の見えない部分もちゃんと見てあげましょう(自戒含む)。
それでは!