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自家栽培菜種から菜種油を搾る!実践編

こんにちは、まねきねこです。

前回収穫の様子をお伝えした自家栽培菜種、いよいよ油を搾ります!

tokonamex.hatenablog.jp

搾油前の焙煎

収穫した菜種(カブの種。前回記事参照)は赤っぽい種が多く混じっています。油屋さんのホームページを見ると均一に真っ黒の菜種なので、ちょっと収穫が早すぎたかなと反省です(殻混じりが多いのは目をつぶって、、)。

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 国産菜種油を生産してらっしゃるほうろく屋さんの菜種。黒々。

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 純粋菜種焙煎工房ほうろく屋 https://hourokuya.com/

 

 

直火焙煎をしたいところですが、コンロでやるには2kgはあまりにも多いので、オーブンで焙煎しました。香ばしくならないレベルの火加減がわからず、130度設定で30分にしてみました。あとで思うともう少しかけた方がよかったかも(表面に油のツヤが出るとか、弾け始める頃かな)。

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つぶしてみたところ。菜種の中身ってこんな綺麗な黄色なんですね。いつもそのまま種まきするだけなので意外な発見!そういえば辛子やマスタードの鮮やかな黄色もからし菜の種の色でしたよね。
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 搾油開始

PITEBA公式によると、菜種油のセッティングは頭のボルトも付けて粕の排出口をかなり絞った圧力高め設定なんですが、実際に搾油してみるととても回しきれなかったので、最終的には頭のボルトを外して搾油しました。 

搾油率向上を狙いすぎると体力を使い果たすor途中で投げ出す結果になるので、PITEBAと付き合うには早めの妥協が肝心、と体得しております。

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頭のボルトを外しても負荷はまずまずで、PITEBA公式にある、fairly easy(かなり簡単)とは思えなかったです。

 

参考情報:

tokonamex.hatenablog.jp

 

採れた油はコーヒーフィルターでろ過します。

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毎度おなじみ、ろ過に一昼夜かかります。油屋さんの場合はろ過する前に一週間ほどそのまま置いて、雑物を沈殿させてから上澄みだけををろ過されているようです。

 

搾った油がこちらです!

瓶一本、ちょうど400gほど採れました。かなり緑がかった色をしています。これは菜種が持つクロロフィル(緑色色素)によるもので、栄養成分とも言えますが、酸化しやすくなってしまうので市販の油の場合は除去するそうです。
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ですが、少し器にとってみると綺麗な黄色です。
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ここで豆情報!なんと、黄色の表現のひとつとして、”菜種油色”というものがあるんだそう。

精製前の菜種油のような色。緑がかった濃い黄色。 

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コトバンクより(https://kotobank.jp/word/%E8%8F%9C%E7%A8%AE%E6%B2%B9%E8%89%B2-588853)

今回搾った油の色に似てるでしょうか??

 

 

で、肝心の味はというと、旨味があってコクの深い美味しさにびっくり!香りは青い香りに少しナッツのような香ばしさ、かなあ。ピーナッツの生搾り油に近いかも(遠い記憶)。香りも悪くはないです。

サラダ油(キャノーラという品種の菜種油で精製されたもの)に慣れていると、油というのは炒めたり、揚げたり、調理をするためだけの無味無臭なもの、ぐらいの感覚になってしまいますが、搾ったままの菜種油はちゃんと味があって、ひとつの調味料だなあと思いました。

 

菜種油と塩でいただく、男前豆腐。濃厚な菜種油のコクでうまい。

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搾油率について

処理量:約2kg

搾油量:400g

搾油率:20.0%(400g÷2000g)

 

PITEBA公式によると、1kgの菜種から0.4L(≒364g)の菜種油が採れるそう、搾油率にして36.4%

相変わらず公式どおりに搾油できたことがありません・・オランダ人どれだけパワーがあるんや!

(今回は原料の完熟度が良くなかったことも原因にはありそうです)

 

ところで、油粕もたくさんとれました

市販の油粕は溶剤抽出された後の菜種の粕でしょうが、これは有機溶剤に触れていない正真正銘のクリーンな油粕です! 

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市販の油粕と違って油分が完全に抜け切っておらず、よりパワーのある油粕だと思われます。とはいってもほんの数百gだけで一畝に使うだけで終わっちゃいますが・・

 

 

 

そんなわけで油の王様(?)菜種油編完了です!

 

関連記事: 

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tokonamex.hatenablog.jp