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自家栽培菜種から菜種油を搾る!準備編

こんにちは、まねきねこです。

油ネタ、いつぶりでしょう?去年家を買ってからというもの、ご無沙汰でした。

 

以前ブログでも書いたことがあるけど、菜種油というものは、油の基本(日本では)であるにもかかわらず、自家搾油においては最も遠い存在。

なぜならば食用(油用)菜種なんていうものは小売されていない。菜種を大量に必要とするのは鳥さんぐらい。

欲しいなら、自分で作るか、野生のを集めるか・・。

 

菜種を自給します

去年の冬、近くのおじいさんにいただいた自家採種のカブの種をまいて育てました。交雑しまくっているようで葉っぱの形が違ったり、カブが太らないものがあったりと散々な結果に。それでも菜っ葉として、春には菜花として美味しくいただけました。

その後一斉に種をつけはじめた交雑カブを見てひらめいた。種を集めて油を搾ろう!

雨風でバタバタ倒れて邪魔で邪魔でしょうがないけど我慢。近所の人からはせっかく開墾したのにもう畑は辞めたのか?とまで言われてしまった(笑)

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枯れ始めたら刈り取ってブルーシートの上で乾燥。株のまま完熟させるとさやから種がこぼれてしまう。

雨の日はブルーシートを上にもかけて干す。それにしても嵩張る!将来菜種をもっとたくさん作ろうと思っても、干すために雨を避けられる場所がないよ・・。

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乾ききったら、たらいの上で鞘を握って種を落としていきます。
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こんな感じで種が取れました。揺すると種が沈んで、鞘が浮いてくるので大体分離できます。かびないよう、種にした状態で再度干しておきました。

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さらに手やうちわの風であらかた殻をどけて、菜種が2kgほど採れました。油を搾るのなら多少のかすはいいでしょう。ところでこのツブツブした感触、病み付きになります(笑)

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雑種菜種からどんな油がとれるか楽しみです。

乞うご期待ください(なお、本日時点でまだ搾っていません)

一方の菜種殻も利用価値がありそう

もみ殻よりは分解しやすそうな感じです。これからの暑い季節、ニンジンなど、種まきのときの乾燥防止にちょうど良さそうです(風に飛びやすそうですが)。

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まだまだ有機質の少ない我が開墾畑の土壌改良にも役立ってくれることでしょう

 

それでは!