こんにちは、まねきねこです。
2018年の年明けから始めた荒地開拓、その続編です。冬の間は草が生えてこないので毎日達成感に包まれていました。
ところが春を過ぎると状況が一変。笹や葛が1週間で元通りになるぐらい勢いが増してきました。暑くて冬のように朝から晩まで作業ができないので、一部ずつ草刈りするんですが、もぐらたたき状態!不毛な戦いを繰り広げていました。
そしてとうとう文明の利器に頼ることに。ユンボです。
親父が大昔建築会社で働いており、ユンボの免許を持っているので頼んでみました。迷いなく、二つ返事でOK。早速ユンボ(バケット容量0.15)のレンタル手配をしてくれ、実施日が決まりました。ところが聞くと「30年乗ってない」とのこと。ユンボのレンタル費用も高い(2日で回送込み44000円)んだけど大丈夫なんだろうか・・
そして当日
早朝から親父が意気揚々とやってきました。やることが決まってからyoutubeでシミュレーションを繰り返してきたそう。「あいつらより俺の方がうまい」と謎の自信があるようです。
今回の目的は二つ
・地面の笹と葛の根を掘り上げて除去する→土を柔らかくすること
・高さ5メートルのがけの上(上もわが土地)に上がれるように、斜面を造成すること
トラックでユンボが搬入されると早速開始。慣れるまでまずは掘る練習と言いながらガンガン掘り返していきます。ブランクを感じさせないユンボさばき。
慣れると壁際の際までやりだしました。私は必死で後について笹や葛の根を掘り出していきます。網のように縦横無尽に広がっている笹の地下茎。残さないよう備中鍬でかき集めていきました。
そこからは汗でビショビショで携帯が水没しそうだったので写真はなし。
こんな状態だったのが、
最終的にこうなりました。
右側が新たに盛り上げて造成した斜面です。これで楽に上に上がれるようになりました。が、上も見ての通り荒れ放題。残念ながら今回はタイムアップ&疲労の限界でした。
山積みの根っこたち。もう一山あります。どうしよう、、。腐るのに何年かかることやら、、土つきなのでガーデンシュレッダーも気が引けます。
ところで、荒地整備の副産物として、立派な葛の根が大量に!サツマイモレベルの太さです。何十年育ってたんだろう。こちらはただいま葛粉作りに挑戦中。結果はまたお知らせします。
斜面はある程度ユンボで固めましたが、盛り土なのでまだまだフワフワ、植物も生えてないので砂場のような感触です。雨で簡単に崩れてきそう。別日にイワダレソウを20株ほど買ってきて斜面に植えておきました。非常に強くて、芝よりも管理が楽なグラウンドカバーだそうです。
雑草があっても困りますが、ないのもなんだか「死の大地」感があって、これで良かったのだろうかと自問自答してしまいます。
とはいえ後ろには引けないので早くまた豊かな土地に戻るよう、落ち葉などすき込んで土づくりをしていきたいと思います!