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自宅の自己診断2【水平垂直の確認と屋根裏の確認】

こんにちは、中古住宅を買ったまねきねこです。

中古住宅にはなにかしら不具合がつきもの。前回は床下に潜入し、在来工法の風呂からの水漏れを発見、応急処置しました。

今回は家の中と屋根裏を調べてみました。結果、床下に続きまたも大問題を発見(泣)

 

家の垂直水平確認

これには、各所の柱や壁に水準器をあてて垂直を確認しました。どこもぴったり垂直です。水平器が水平垂直を示すととても気持ちがいい!そのわりには引き戸はぴったり閉まらないんだけど、、

床の水平もところどころチェック。人がよく通るところは多少へこんできていますが、十分許容範囲内。全体が一方向に傾いてはおらず、基礎と構造はしっかりしているようです。合格!

屋根の雨漏りチェック

屋根の雨漏りを確認するには屋根裏へ。屋根裏は押入れから潜入。押入れの天井を棒で突いてみると、固定されてない板が見つかりました。なんとなく、からくり屋敷の隠し部屋に潜入するような気分になります。

 

屋根裏ではじめに見えたのは土壁。竹で編んだ下地(竹木舞たけこまい、という)が見えています。職人芸!我が家は外見は現代風だけど、中身は昔風だなあ。うれしいような、悲しいような(冬寒すぎる!)

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ここは、、途中まで塗って「あっ、ここはいらんかった、やめ!」ってなったんだろうか??土が崩れてるわけでもなく謎です。

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ヘッドライトで奥を照らすと、ひとかかえもありそうな立派な丸太の梁!四角に製材してない、荒々しい木材はまだ生きているようで生命力溢れていますね。

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ところで、屋根裏は人が乗っても大丈夫な部分と、乗るとまずい部分があります。
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赤く記したところが載るとまずい部分。これはあくまで天井板が吊られているだけの所。人が乗ると踏み抜いて、マンガよろしく天井を突き破って下の部屋に登場することになります(現実は恐怖!)。

梁伝いに慎重に進んで屋根の下地板の様子をチェックしていきます。奥まで進んでいくと・・・

 

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!!!水濡れしてる(泣)!

私の涙で濡れたんじゃないです。雨漏りがあるようです。

屋根のてっぺん、棟から漏れているようで、屋根の傾斜に沿って両側に濡れ跡がありました、、。幸いなのは木材が腐ったりまでは至ってなかったこと。おそらく、暴風雨のときに横から雨が吹き込む程度の隙間があるようです。屋根裏に薄く日光が差し込んでいました。これが犯人かな?屋根側からも見ないとよくわからない。

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今後の対応

すでにこの家を買う契約は結んでいるのですが、ただいま不動産屋さんに修繕の交渉をしている最中です。

(→結果、売り主さん負担で直していただけることになりました!)

 

中古住宅は瑕疵担保責任があるとはいえ、あっても数か月(契約書中に記載あり。私の場合は3ヶ月でした)程度しかありませんから、自分でしっかり確認しましょう!(床下も屋根裏も、危険が伴いますから十分ご注意を)

それでは!