年を重ねるごとに冬の寒さがツラくなってきました、まねきねこです。
先日収穫した(というより撤収した)秋生りのパッションフルーツですが、室内で様子をみたところ、いくつか果皮が紫に色づきました。
これが
こうなりました。紫、赤、黄、緑とカラフル。
初夏生りの果実は切らなくても良い香りがしますが、秋生りはほとんど香りがありません。期待せず試しにいくつか切ってみると・・・
案外食べれそうですね!
切ってみると少しはパッションフルーツの香りが漂ってきました。緑から黄色、赤、紫になるにしたがって中の熟し具合も変わるかと予想してましたが、そうではありませんでした。
いろんな熟し程度のパッションフルーツとその中身
濃い紫色の果実。初夏生りと比べて遜色ない見た目のもの
見た目はバッチリですが、香りは弱めだし味は酸っぱいですね。ちょっと残念な味。
緑のまだ皮が厚い果実。見た目にはとても熟しているとは思えませんでした
ところが種は黒く熟しており、果肉もできていました。普通よりややオレンジがかってます。香りはさらに弱く、味は超酸っぱい。
黒紫色の果実
種は膨らんできてますが、まだ白。果肉もほとんどありません。食べられない
緑がかった紫色の果実
種がまだ膨らむ前。果肉はもちろん無し。持ってみても軽いので、これは切らないでもなんとなくダメだなと分かりました。
何個も切ってみてわかったことは、
- 自然落果前に収穫したものは果皮の状態(色、しわ)では中身が判断できない
- おそらく、収穫時点で種が黒く成熟しているかどうかが、食べれるかどうかの境目
ということでした。
パッションフルーツジャムを作ってみました
こんな感じで香りも弱く、味も酸っぱい出来損ないのパッションフルーツ。生食には適さないので、ジャムにしてみました。
食べれそうなものをかき集めたのがこちら。結構な量になりました。数にして十数個分ぐらいかな。
パッションフルーツの量の半分ぐらい(適当)の砂糖を加えて、弱火で煮詰めます。
そもそも酸っぱいのでレモン汁は無しで。
黄色に透き通って、美しい!
パッションフルーツの中身をみると、なぜかいつもクジャクが思い浮かびます。
味はというと、砂糖で甘味が加わったのと、加熱で酸味がマイルドになって、ちょうど良い甘酸っぱさのジャムになりました。生とは違うけど香りもフルーティーでこれは大成功!
粗熱が取れたら空き瓶につめて完了です。
こんな感じのジャムになりました!
自家製ヨーグルトに乗せて。間違いなく美味しい!
まとめ
秋生りの実は摘果した方がいいかも、と以前書いたけど、こんな美味しいジャムが味わえるなら悪くないなと思いました。初夏生りの実は生食が美味しすぎてジャムにするのは抵抗があるけど、秋生りは生食が残念なので全く抵抗なし。
これからは、秋生りの実は9月いっぱいぐらいまでは生らせても利用価値あり!と認識を改めたのでした。
それでは!
売り物にも負けてないですよ