こんばんは、まねきねこです。
愛知県の地場野菜に十六ささげというのがあります。長さが40cmにもなる長〜い豆で、独特の食感が私は大好きです。
これはうちで育てたもの。ハサミのサイズと比べてビックリ。
以前酸白菜という白菜を乳酸発酵させたものを記事にしたけど、この十六ささげにも同じく乳酸発酵させた食べ物(酸豆角という)があることを知り、やってみた記録です。
工程のダイジェスト
洗った十六ささげをさっと湯通しして
他方、水に花椒と塩と唐辛子を入れて、一度沸かしてから冷ます
熱湯消毒した瓶に豆と冷ました塩水を投入。
蓋をしてこのまま1週間ほど暗所に保管しました
一週間後
毎日のチェックを忘れて一週間が経ちました。思いっきり白い膜張ってました 汗。
台湾人の妻曰く、白ければ成功、黒ければ失敗、とのこと。「白黒はっきりさせる」はここに由来するとかしないとか(嘘)
それにしても予備知識がなければ確実に廃棄する見た目です。
臭いは、生の豆の青臭いような感じがありつつ、発酵系のホワッとした感じがありつつで、本能的な危険察知能力は働かないが、正直美味しそうとも思えず、なにがなんだかよくわからない。
同じ乳酸発酵の酸白菜をやったときは、美味しそう!ってなったんだけどな、、
食べられなくはなさそうだということで、 この酸豆角を使った定番料理らしい、ひき肉と炒め合わせたものを作ってみました。
炒めると豆の青臭い臭いがなくなって、酸豆角の少しの酸味と塩味と、肉と豆の旨みでいい感じにご飯がすすむおかずとなったのでした。
(でも正直、十六ささげはシンプルにさっと茹でてざくざくっと刻んで、すりごまと醤油かけて食べるのが一番旨いとは思う)
完熟豆から種も確保したので、 来年もおひたしに飽きたらやろうかな〜