生ピーナッツを購入してピーナッツオイルを搾ってからというもの、ピーナッツの無限の可能性に魅了され、急速にピーナッツ好きになっている、まねきねこです!
ピーナッツって、煎ってある既製品を食べるか、生の新物が出回る秋ごろに蒸して食べるか、ぐらいしか食べ方を知りませんでしたが、台湾では食べ方が多様!
その中で今回は、台湾の素朴なスイーツ、花生湯(中国語でホァセンタン)をご紹介。
私も大好きで、台湾人の妻がしばしば作ってくれます。日本語にするならピーナッツ汁粉かな?
(直訳するとピーナッツスープだけど、しるこの方がイメージに近いと思う)
台湾スイーツというと、マンゴーかき氷とか、タピオカミルクティーが日本でも大人気ですが、花生湯はそれらとは違う、ほっとする素朴な美味しさがあります。
レシピです
レシピはすごく簡単。生ピーナッツを皮むいて、煮て、砂糖で甘くする。以上。
ピーナッツは生といっても、秋に出回る掘り立てのものではなくて、乾燥済み未焙煎のものです。普通のスーパーでは見かけないので、ネット通販で買うのがいいかも。
〈材料〉
- 生ピーナッツ…作りたいだけ
- 水…適量
- 砂糖…適量
- 塩…隠し味用に少々
- ピーナッツを薄皮つきのまま半日ほど水に浸して給水させる
- 薄皮をむく(吸水後の方がむきやすいです)
- ピーナッツを鍋に入れ、水を入れて煮込む。煮込んだ水がそのまま味付けしてスープになるので水は適量で。煮込み時間は30分ほどから様子を見ながら。これは台湾なら一家に一台、大同電鍋。でも煮込むのは普通の鍋でも大丈夫です。
- 食べてみてピーナッツが好みの柔らかさまで煮込めたら、砂糖で好きな甘さに味付け。塩をひとつまみ隠し味に。で火を止めて蓋をして10分くらい味をなじませる。
- 出来上がり!
煮込み時間は好きずきですが、私はピーナッツの歯ごたえが残るぐらいが美味しいと思う
食べ方いろいろ
①まずはそのままで
あっためても、冷蔵庫で冷やして氷を浮かべて食べてもOK。これは言ってみれば煮豆のようなものだけど、ピーナッツは油分が多いので非常にコク深い。そして芯を少し残せば食感も楽しい!
②冷たい牛乳で割ればピーナッツミルクしるこ?(花生牛奶)
個人的にはこの食べ方が一番好きかも。ピーナッツのコクとマッチして、よりクリーミーで濃厚な味になります。
③豆花(ドウファ、豆腐のようなスイーツ)をいれれば花生豆花に。タピオカをいれればさらに豪華に食感も楽しい。もちろん、さらに牛乳を足しても間違いない!
保存について
作った日とその次の日くらいは冷蔵庫でもいいですが、3日目くらいからピーナッツがボソッとしてきます。ですので冷凍がおすすめ。
小分けしてスープごとそのまま冷凍します。
解凍すれば出来立ての味!我が家ではいつも冷蔵庫で自然解凍して食べています。
以上、生ピーナッツさえあれば超簡単なピーナッツ汁粉。ぜひおためしあれ!
缶入りのもお手軽で美味しいのでおすすめです。
ちなみに、緑豆で同様に作れば緑豆湯となり、これまた美味しいデザートになります。
〜ピーナッツの他の活用法〜