パラダイス山元式餃子を作った時に余った生地。
台湾人の妻がつぶやいた。
「これは葱油餅(ツォンヨウビン)の生地に使える!」
で、すぐに作り始めました。
葱油餅(ツォンヨゥピン)とは、小麦粉で作った生地に油を塗り、ネギの細片を具として巻き込んで焼いた中華料理。北京料理として知られるほか、台湾料理など他の地域でも食べられており、類似したものはzh:蔥抓餅などとも呼ばれている。屋台の商品として売られていることが多い。
作り方はとても簡単で面白い
生地(強力粉に熱湯と塩、ごま油でこねたもの)を薄く長く伸ばして、ネギとごま油と少々の塩と味の素を混ぜたものをのせて、全体によーく塗り広げる
くるくると細長くなるように巻いていく
それをこんどは渦巻きを作るように巻いていく
それを麺棒で圧縮し薄く伸ばして、一枚の生地にし、ごま油をひいて焼く
で、簡単に出来上がり!
ネギをくるくると生地で巻くのがキモで、それによってパイ生地のような層ができる(具に油を混ぜてあるので層同士がくっつかない)。
パリっとしてネギと小麦粉の香ばしい風味が素朴にウマイ!
くずした目玉焼きと一緒に焼くのも台湾では定番!(葱油餅加蛋)
小麦粉の活かし方、アプローチが色々とあって、小麦粉料理は本当に奥が深いなと感心いたしました!