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よもぎパンは春だけのものなのか問題にせまる

よもぎパンって春の新芽を使って作る「春の風物詩」ってイメージがありますよね?

実際、私のブログよもぎパン記事への訪問は4−5月にピークを迎え、今や見る影なし(泣)

 

でも前回よもぎパンを作っていて思ったこと

 

よもぎパンは香りと色にポイントがある

②繊維がある程度硬くてもどうせすりつぶすので食感への影響はない(はず)

③あくが強ければ重曹を使えばいい

 

=よもぎパンは夏も作れるんじゃないか?

 

 

やってみました

夏のよもぎです。背が随分と高くなって、もうじき花が咲きそうな雰囲気。見た目にギリギリ感が強い

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春に比べて緑が非常に濃い。よもぎパンの色を出すのに好都合ではないかな

そして、香り!春はなんとなく香りが弱くて、ほんとによもぎが心配になるほどでした。それが夏のよもぎの香ること香ること。

色と香りに関して言えば、夏のよもぎは素晴らしいポテンシャルを持っているように感じます。

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小麦粉250gに対して、前と同じ48gを用意

 

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アクが強そうなので、重曹を加えて30秒ほど茹でてから急冷

 

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水をしぼって53g。春のよもぎではしぼって100gだった。今回は葉が硬いので水分がほとんどしみこまなかったよう。前回はほうれん草のおひたしのような感触だったけど、今回は手触りがバッサバサ。硬い

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頑張ってすります、なんとかなるんだろうか

 

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なんとかなりました。

セイタカアワダチソウにも似た、荒々しいよもぎ臭です。

 

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水分とわけたら、前回同様水を190→180mlに減らす以外はレシピ(パンドミコース)のままで。

 

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ねりねり。

 

 焼けました。

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色は申し分なし、香りもよもぎパンのいい香りで成功の予感

 

食べてみたインプレッション

とりあえず焼いて食べてみた 

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鼻に抜けるさわやかなよもぎの香り、

 

そしてそのあとにやってくる苦味、、!!

 

 

にがっ!

 

 

食べれないことはないですが、あと残りする苦味が邪魔をして手が進まない、、これが「あく」というやつなのか。

これはまぎれもなく検証失敗

 

結論

夏のよもぎ、使えません。

やっぱりよもぎは春のものであることを身をもって理解。夏のよもぎは香りと一緒に苦味まで蓄えてしまっていた。

やっぱり昔から言われていることには訳があるんだなあと再認識!

 

 

なお、

苦いよもぎパンはフレンチトーストきな粉黒蜜シロップで、よもぎの苦味を黒蜜とシンクロさせながらいただきました。 

まずまず食べられる味に。

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