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ビワの種で杏仁豆腐を作る(枇杷仁豆腐レシピ)

フルーツというと秋に実りを迎えるものが多いですが、ただいまビワが美味しい季節を迎えております。

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鳥にもだいぶつつかれますが、それ以上に沢山の実をつけるので私も分け前をいただくことができます。摘果もせずほったらかしの木のため小さいですが、甘酸っぱくておいしいですね。

 

ビワについて

ビワは利用価値の非常に高い植物で、実がフルーツであるのはもちろんのこと、葉も種も利用価値があります。

 

葉はビワの葉茶として飲まれるほか、お灸の敷物に使われたり、漢方薬としても使われます。ビワの葉には体をクールダウンさせる効果があるそうで、江戸時代には「枇杷葉湯(びわようとう)」という漢方薬が、暑気払いの薬(現代的にいうと熱中症予防でしょうか)として、夏の風物詩だったと言われています。

また、ビワの種は癌に効くとも言われ、種の粉末が食品として売られています。

 

こんな霊験あらたかなビワですが、種に含まれるアミグダリンという成分は、ビワが持つ酵素によって分解されると、あの杏仁豆腐の香り(べンズアルデヒド)になります。本家の杏仁にもアミグダリンが含まれているので、香り成分は全く同じ。”似た”香りでなく、”同じ”香りです。

今回、ビワを食べた後に残ったビワの種で杏仁豆腐ならぬ、枇杷仁豆腐を作りました。

 

枇杷仁豆腐を作ります

レシピはこち

  • ビワの種(8粒、実2個分)
  • 牛乳(500ml)
  • 寒天(4g)
  • 砂糖(30g)

 

1.ビワの種は干して乾かしてから茶色の皮をむき、おろし金ですりおろします。

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( おろしきれなかった最後のほうはそのままに、、)

すりおろすとすぐに酸化して茶色くなります。そして、すでに杏仁豆腐のいい香りが漂い始めます。

 

2.材料を全て入れて、周りがふつふつしてくるまで加熱します。

ゼラチンの場合、熱で壊れるタンパク質のためゼラチンは最後に温度を下げてから入れますが、寒天なら沸騰させても大丈夫(むしろ90℃近くまで加熱しないとしっかり溶けない)。

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火を止め、フタをして10分ほどおき、香りを十分溶け込ませます。

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4.茶こしでかすを漉しながら器に流し込みます。再度加熱する必要はなし(温度が高過ぎると粘度が低くて二層に分離するので)

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ひとつはコップに入れてそのまま食べる用に、ひとつはバットに入れて昔ながらの杏仁豆腐風にしてみることにしました。

粗熱を取ったら冷蔵庫で冷やし固めます。

 豆腐自体はこれで完成。

 

冷やしてる間にクコの実を砂糖水で戻しておきました。

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出来栄えやいかに!?

最近のタイプ

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 伝統的なタイプ

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こちらは枇杷の果実も入れて親子豆腐にしてみました。

 

味はというと、ちゃんとあの香りがしてます!大成功!

今回は寒天を使っただけあって食感はプリプリシャッキリ食感。水を混ぜずに牛乳100%で作ったので、味が濃くて美味しいです。

なめらかでクリーミーな現代杏仁豆腐(杏仁プリン?)にするなら寒天をゼラチンに換えて、牛乳の一部を生クリームに置き換えるといいかな。

 

今の季節に種を集めよう

杏仁は手に入れにくいですが、ビワであれば公園なんかにも時々生えています。公園の木になった実をとるのはまずいらしいので、落ちた実を拾って種をとりましょう。

人の家に生えているビワでも落ちているものは拾わせてくるかもしれません(もちろん声をかけましょう)

 

なんにせよ、この季節だけしか出回らないビワ。今回味をしめた私はビワの種をしっかりストックしておこうと思います!