家の周りに、カジイチゴという木苺の一種が群生しています。
毎年春先に白い花を咲かせ、5月~6月になるとオレンジ色の果実を沢山実らせます。
このカジイチゴは野生のベリーによくありがちな「ただただ酸っぱい」というものでなく、味が素晴らしい。香りはともかくとして、下手なイチゴより甘いです。子供も大好きで散歩のときはいつもせがまれます。ネットでは果樹として苗木が売られているようでそれも納得の美味しさ。
ただ、そんな美味しい食べ物を鳥が見逃すはずもなく、もう少し熟した方がいいかなと待っていると、目につきやすい部分は基本的に食べられています。葉の陰になっているところを丁寧に探すと、いくつか食べられそうなものが見つかります。
ジャムにするにも量がないのでそのままでいただいています。
とても皮が薄くてつぶれやすく、そーっととります。
スーパーに売っているものだけが食べ物の全てではなく、流通に乗せられない理由で流通はしない、美味しい食べ物はたくさんあるなあとしみじみ感じます。
2017/7/4
ナワシロイチゴもいただきました