搾油機がほしいな〜とずっと思い悩んでいましたが、思い切ってPITEBAを購入しました!
出費をする前はあれやこれやとにかく悩みぬいて踏みとどまるタチの私ですが、ブログをやっていたことが購入を決断する最後のひと押しになった気がします。感謝
PITEBAに決めた理由
搾油効率がいいエクスペラー式であること。
機構が簡素で電気式でないこと。替え部品も売ってるので半永久使用可能なこと。
値段がリーズナブルなこと。PITEBAは12800円なので、高いは高いけど、他のはみんな数万円するので、、。
もう、PITEBA一択でした(それでも買おうか悩むんですが)。
搾る前の準備
早速搾ろうと思いましたが、追加で揃えないといけないものがいくつかありました。
PITEBAの付属品の他に準備が必要だったのはこちら
・燃料用のパラフィンオイル
・油受け用の瓶
・搾油原料をいれるペットボトル
・ワッシャーとしての革
・燃料瓶の蓋
灯油や燃料アルコールでもいいようですが、パラフィンオイルはススも臭いも比較的少ないそう。
革ワッシャー端切れ革から金属ワッシャーの大きさに合わせて切り出したもの。説明書には特に必要と書いてありません。ただ、PITEBA公式サイトにはおすすめとして書いてある。末長くPITEBAと付き合いたいので準備しました。
燃料瓶の蓋は後でわかりましたがペットボトルの蓋だとダメでした、もう少し深さのある蓋が良いです。
搾ります!
革ワッシャーは金属のワッシャーをサンドして写真のようにします。搾油の時に螺旋棒が回転するとこの部分だけ金属同士がスレるので一番負荷がかかる場所。
潤滑用にサラダ油を塗っておきます。
設置する場所がなかったので庭のウッドデッキで。まずはランプに火をつけて10分余熱。
風のある外でやると火の位置が安定しない、、屋内でやるか囲いが必要かも。
でもここまで準備しちゃったのでとりあえず強行!
搾油原料はまずは家にあったアーモンドで。
搾油開始!
風のせいで火が煽られて大変なことに!今更どうしようもないので無視して続けます。1秒に1回転くらいのスピードで回します。はじめは先端からアーモンドがそのまま出たり、先端から油がしたたり落ちたりします。失敗かと心配になりますが、そのまま根気よく回していると突如先の穴からウネウネ〜っと写真のように出始め、続いてスリット部分から油が滴り始めました!
それにしてもパラフィンオイルってススが少ないという割にはなんだかんだ真っ黒、、
(※後日判明しましたが、油が火に引火してたのが原因でした。パラフィンオイルは無実!)
300gしぼり終えました。ペットボトルのホッパーが外れてアーモンドがぶちまけられるアクシデントに見舞われたりとトラブル続きでしたが実質30分くらいで完了。
すぐに後片付け
説明書で予習していたとおり、兎にも角にも終わったら大至急頭のキャップを外して詰まってるカスを取ります(キャップ激熱注意)。手間取って3分くらいかかったら全然取れなくなったの図
こうなったらどうしようもありません、水に数時間浸けて柔らかくなるのを待ちます。
搾油かす。パリッパリで油が抜け切ったという感じ。クッキーやパンにまぜようかな。
やっと油とご対面
大急ぎで掃除をして(結局まにあわなかったが)いよいよ油とご対面
搾りたてはまだ濁りがあって綺麗ではありませんが一晩安置したら不純物が沈殿して濁りが取れるでしょう。
一晩後
なをかまだモヤモヤしてる、、最後の奥の手コーヒーフィルター。ドモホルンリンクルのような愛おしいしずく。
すごく綺麗な油になりました!
早速試食
ナッツの香りとほのかな甘さ。さらっとしていて口の中でベタベタしません、美味しい!
最後に
乾いたアーモンドから液体がとれるって本当に不思議な気分です。
でも、感動的です。綺麗な黄金の油に見入ってしまいます。自分の手で作ることで物の大切さが見えてくるのだと思います。
てんやわんやの初PITEBAでしたが、扱い方に慣れたらもっとスマートに搾油できそうです。買って良かった!
ビバPITEBA!
楽天など色々探しましたが、amazonの¥12,800が最安でした。
楽天でもamazon同等での出品が始まっております(2017.10.10現在)
オイルランタンに使われるススの出にくいオイル。発火温度も高いので室内利用のPITEBAにはパラフィンオイルを使いましょう
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PITEBAに関する総まとめページを作りました。当ブログのPITEBA関連全記事を分類分けしてまとめてあります。追加記事の随時まとめページに追加しています。
PITEBAを設置する、PITEBAスタンドを製作しました。