まだまだ寒い日が続くが日差しはだんだんと暖かく、春の雰囲気が垣間見られるようになってきた。
そろそろ山菜の季節だなあと思い、1年前の3月によもぎパンを作ってみたときのことを思い出してご紹介
よもぎならそこら中に生えている。だが道路脇のよもぎは精神衛生上やめておくべきだろう。色んな意味で汚染のなさそうな野原のよもぎをチョイスした。
柔らかそうな新芽の部分を摘み取って軸を除き
色が悪くならない程度にさっと茹でて
包丁で刻んだ後、すり鉢で細かくした。
つぶすのは結構大変な作業だった。よもぎは葉の裏に毛がたくさん生えていて、集めればお灸に使うもぐさとなる。おそらくこの毛が邪魔をするのだろう。
(市販のよもぎ粉がふかふかなのも毛のせい)
ホームベーカリーでよもぎ食パンを焼いた。家の中がよもぎ畑となった。
(よもぎのエッセンシャルオイルって売ってないのだろうか?)
カリッとトースターで焼いて、バターとあんこでいただく。鼻を抜ける春の香り、至福のひととき。せっかくのよもぎにバターは野暮だったなと反省。
近所のおばあちゃんに話を聞くと、よもぎは茹でて冷凍しておけば一年使えるそうだ。
今年はあわせて乾燥させる方法も試してみようかと思う。ブログを書いていてお灸の自給自足も気になってきた。
本格的な春が待ち遠しい。